2020年1月17日に15歳以上対象の映画として公開される事にもなって、人気が更に加速しているメイドインアビスですが、現在原作となる漫画は55話まで配信されています。
次の56話はどうなりそうで、公開日はいつになりそうでしょうか。
あらすじやネタバレもまとめてみましたので、見ていきましょう。
ちなみに、メイドインアビスを連載しているコミックガンマでは、メイドインアビスの最新話をWEBで無料で読む事が可能となっておりますが、各話一時的な期間のみです。
ここでは配信終了した第54話の内容についてもまとめているので、ご覧ください。
メイドインアビスの最新話(56話)の配信はいつ?
ものすごくアニメにするとヤバそうな状況となっているメイドインアビスですが、第55話はまだ配信されていません。
第51話が配信されたのは2019年3月30日、第52話は2019年9月20日、第53話は2020年1月10日、第54話は2020年3月20日(金)、第55話は2020年7月10日(金)に配信されました。
元々メイドインアビスの連載されているコミックガンマは、10日、20日、30日のいずれかに漫画作品の更新を行い、メイドインアビスも月一感覚で更新されてきました。
第53話、第54話までの間隔は2ヶ月ちょっとなのですが、第51話と第52話までの間は6ヵ月もかかっており、決して定期的であるとは言えません。第54話は2ヶ月ちょっと、第55話は3ヶ月で更新されてくれましたが、第56話はまた半年ほど掛かったりしても不思議ではないでしょう。
如何せんつくし先生のご都合が全てですからね。
もし第55話と同じペースで事が進んでいるならば、第56話の公開は10月10日~20日になるかもしれませんし、11月、12月になるかもしれません。
やはりこればかりはつくし先生のご都合が全てなので、つくし先生の早さを信じるしかなさそうです。
56話の内容・ネタバレを予想
第55話では、ついにレグとファプタが激突し、ファプタは住民たちを蹂躙しつつレグとの戦闘を行います。
その中でファプタのレグとの記憶が回想され、彼らが如何にして出会い、過ごしてきたかが描写されました。
しかしすぐに場面が移り変わって、ファプタの凄まじい攻撃にさらされ、全く反撃の出来ないレグの場面になったりするなど、かなり展開が目まぐるしく変わっていきます。
恐ろしい攻撃を仕掛けてくるファプタも、レグへ敵意を抱いているわけではなく、レグに自分の事を思い出させようとしているだけ。それだけに、ファプタの苦しみも伝わってくるものですから、読んでいて悲しく、辛くなる展開でした。
ファプタとレグの思い出が描写されている事から、そろそろレグがファプタの、そして一緒に失われた記憶を思い出してくるころかもしれません。
が、この作品はメイドインアビス。重要な事はいつも凄惨な出来事と一緒に起こります。
またしてもショッキングな展開のオンパレードが繰り広げられていくのを、想像するのは簡単です。
メイドインアビスの54話(配信終了)の内容
ついに目を覚ましたナナチは、異音と白煙の上がる村を見て驚きます。
来た時には何ともなかったはずの村は、轟音と煙に呑み込まれ、崩壊の一途を辿っていました。
「あの娘だ。帰ってきたのだ。ファプタが」
ベラフに告げられた途端、自分のものではないはずの記憶を思い出すナナチ。それはベラフに取り込まれていた間、ベラフの記憶がナナチへ流れ込んでいた事によるものでした。そしてそれはファプタがやって来た事によるものです。
そしてベラフは、ファプタのもとへ向かおうとしています。明らかにまともではない状態になっているファプタのところへ。
更に続いてくるのはとんでもない戦闘音。ナナチはリコとレグがファプタの近くに居る事を思い出します。かけがえのない仲間の危機を察したナナチは、当然そちらへ向かおうとしますが、ベラフは止めません。
その隙にと言わんばかりに外へ向かおうとするナナチですが、ベラフがある事を告げます。
「そこを超えるとミーティは消える」
ナナチは呆然として、手元に居るミーティを見ます。
「おま……何言って……だってミーティは不死だって……おめーがそう言ってたじゃ……」
「ゆりかごにあってこそだ。村の体内で作られたものは村の中でしか存在できない。私は村の手足として作られた故、わずかに耐えうるが、例外はない」
ベラフの複製したミーティは、村の中でのみ不死性を発揮するもの。村の守りがなくなる場所へ行けば、たちまち消えてしまいます。
ナナチが今の姿になる前までの大切な友達だったミーティ。それともう一度出会えたというのに、ここを出ればミーティは消えてしまう。しかし今行かなければ、レグとリコの命が危ない。
「ミーティ……オ、オイラ……どうしたら……」
その時ミーティが小さな声で鳴きます。
するとナナチはとあることに気が付き、ベラフへ告げます。
「んなぁ、ベラフ。このミーティはさ……まだ……ボンやオイラが散々傷付ける前のミーティなんだ。こんな、こんなに可愛くされて……可愛い壺に入ってて、綺麗になって、オイラ……嬉しくてよ……勘違いしちまったんだ。ずっとここで……い、一緒に居られるって……。
オイラこの身体をもらったのは……寝てるためじゃねえはずなのに……!」
ベラフはナナチの言葉を否定します。しかしナナチもそれを否定します。
「いいんだ。どっちにしろ傍に居る事を選んでる。オイラ性根がそういう奴だって、自分で知ってる」
ナナチはミーティを撫でると、ベラフに告げます。ここを出て、レグとリコのもとへ向かう。それを受けたベラフは、村の守りを突き破ってしまいます。守りが解かれれば、ミーティは消えてしまう。ナナチは手元のミーティに語り掛けます。
ミーティが生き返ったと勘違いした事、新しい仲間に出会えた事、新しい料理を覚えた事、そして自分の願いを。
「それで、んなぁ……それでもっと……もっと話していたかったなぁ……なぁミーティ、また今の姿のミーティを見つけたらさ……きっとまた迷っちまう。今度はさ、叱ってくれよ、ミーティ……今度は、今度はさ、一緒に行こうな……うまいもん食べような……」
ミーティは徐々に消えていきます。
「オイラ、必ず、見つけに行くから……必ず会いに行くから、だから、だからミーティ……待ってて……」
穢される前のミーティは、何も言わずに消えていき、彼女の入っていた壺がナナチの足元で割れました。たまらず泣き出すナナチに声を掛けたのは、同じく消えていく住民たち。しかしその中に、唯一消えずに残っているものを見つけ、ナナチは気付きます。そこで響くベラフの言葉。
「憧れも――穢れも――喜びも――痛みも――私は捨ててしまった。
君は拾い、宿してゆけ。
拾うもの全てが、君の価値だ」
場面が変わり、レグが火葬砲の反動から目を醒まします。レグの覚醒に驚くリコ。
レグはリコが生きていた事に歓喜しますが、すぐに自分の近くに大型の機械が居座っている事に気が付きます。リコ曰く、彼が自分達を守ってくれていたとの事。
その者からの声がレグへ届きます。
「レグ。最早ファプタも村も止まらぬ。永遠の安寧も破られた。お前は去らぬことを選んだ。覚悟を示されり」
機械の言っている事はレグにはわかりませんでしたが、リコが言葉を続けます。
「レグ……早く何とかしないと……皆の大事なもの……大事なヒトも……」
レグの視界に、ついにそれは映ります。
何もかもがめちゃくちゃに壊された村。
蹂躙され尽くした村民たち、そして蹂躙の限りを尽くすファプタ。
機械はレグへ語り掛けます。
「果てぬ好奇心と、尊い呪いを持つかの光は、見る者すら焼き尽くす。
今や烈日となった。
向き合う時だ。
覚悟を示せ」
54話はここで終わっています。
まとめ
これ本当にアニメにして大丈夫なのかと思える展開を迎えたメイドインアビスですが、このダーク感こそがたまりません。
ファプタとレグの戦いと、ファプタの記憶のレグの一部が垣間見えた55話。56話がどうなるのか、今から楽しみで仕方がありませんね!