『七つの魔剣が支配する』は、小説が5巻まで、漫画が1巻まで好評発売中です。
電撃文庫から刊行されている大人気ライトノベルで、『ラノベ好き書店員大賞2019』文庫本部門で第1位、『このライトノベルがすごい! 2020』文庫部門および新作で第1位を獲得しています。
略称は『ななつま』で、原作重版やコミカライズ、様々なキャンペーンなどで現在も人気上昇中の学園ファンタジー作品です。
目次
『七つの魔剣が支配する』の5巻のあらすじと内容
特に後半から終盤にかけて、かなりの読み応えがあった第5巻でした。
前半はオリバーやナナオを始めとした仲間たちとの明るい学園生活、後半は雰囲気が一変しオリバーの復讐話がメインとなりましたね。
魔法生物学でカティがグリフォンを従わせる課題のため奮闘したり、ピートが魔法工学にのめり込んだり、ガイが迷宮で『生還者(サバイバー)』から教えを受けたり。
剣花団のメンバーたちが先輩の顔を見せながらそれぞれ成長していく姿は、とても頼もしく思えます。
そして一方オリバーは、同士たちと二人目の仇である老教師・エンリコに復讐を挑むことになりました。
一人目の仇・ダリウスと異なり、オリバーの母・クロエとの思い出や教師としての良い側面がしっかり描写されていたので、人間味に共感した読者も多いのではないでしょうか。
狂気と天才的な強さを併せ持ったエンリコとのバトルは壮絶で厳しく、あまりの怒濤の展開に手に汗握るほどでした。
また、オリバー自身や世界観について更に少し明らかになりました。
オリバーが強い理由、1巻以降ほぼ情報のなかったクロエの過去、異界と異端狩りについてなど、新情報も盛り沢山でした。
復讐劇の二幕目は多くの犠牲と共に閉じられましたが、次巻は一体どのような進展を見せてくれるのか非常に楽しみです。
『七つの魔剣が支配する』の最新刊の発売日は?
『七つの魔剣が支配する』の最新刊はいつ頃の発売になるのでしょうか。
小説と漫画でそれぞれ発売日が違いますので、以下の表にまとめ、発売傾向を予想してみました。
『七つの魔剣が支配する』の小説の最新刊(6巻)の発売日は?
巻数 | 発売日 | 間隔 |
第01巻 | 2018年9月7日 | – |
第02巻 | 2019年1月10日 | 4ヶ月 |
第03巻 | 2019年5月10日 | 4ヶ月 |
第04巻 | 2019年10月10日 | 5ヶ月 |
第05巻 | 2020年2月7日 | 4ヶ月 |
小説版は約4ヶ月間隔での発売になっています。
第5巻が2020年2月に出ていますので、最新刊の第6巻は2020年6月頃の発売になると予想されます。
『七つの魔剣が支配する』の漫画の最新刊(2巻)の発売日は?
巻数 | 発売日 | 間隔 |
第01巻 | 2019年10月10日 | – |
漫画版は第1話が月刊誌・少年エース7月号(5月発売)に掲載され、第1巻が2019年10月に発売されています。
約5ヶ月後に単行本が出ると考えると、第2巻は2020年3月頃の発売になるのではないでしょうか。
『七つの魔剣が支配する』の最新刊以降を読む方法
『七つの魔剣が支配する』の小説版を最新刊まで読み終えてしまうと、続きが待ち遠しくて仕方ないですよね。
実は、漫画版であれば今すぐにでも最新話を読むことができるんです。
その方法をご紹介しましょう。
『七つの魔剣が支配する』の最新話はComic Walkerで読める。
『七つの魔剣が支配する』の漫画版は、月刊誌・少年エースで連載されています。
KADOKAWAの運営する無料マンガ総合サイト・Comic Walkerでも掲載されており、最新話のほか、バックナンバーとして第1話も無料で読むことができます。
最新話の配信期限や次回更新予定日も書かれていますので、忘れ防止にも便利ですね。
『七つの魔剣が支配する』の最新刊はeBookJapanでお得に読める。

読者としては作者に貢献したいけれど、できれば少しでもお得に本が読みたいという気持ちもあると思います。
『七つの魔剣が支配する』の小説版と漫画版は、eBookJapanでも購入することができます。
電子書籍ストアeBookJapanでは購入金額の1%がポイントとして還元され、貯まったポイントは1ポイント=1円相当として利用できるのがメリットです。
割引セールやキャンペーンも豊富で、大人買いや併せ買いをしても本屋さんより安く手に入れられるので、お得な気分になりますよね。
こちらも是非チェックしてみて下さい。
『七つの魔剣が支配する』の6巻のネタバレは
エンリコへの復讐の幕が下り、オリバーも消耗し同士たちの被害も甚大なため休息回が必要なのではないでしょうか。
また、第5巻までで教師が二人不在になっているため、新任教師が登場する可能性もあります。
母親や仇たちの関係・過去が明らかになったことから、何が善で何が悪なのか、オリバーの復讐に救いはあるのかの掘り下げや、多くの同士を失ったオリバー自身の心情変化も気になるところです。
そしてオリバーの、仲間たちと明るい学園生活を送る『陽』の側面と、王として復讐を企てる『陰』の側面が重なるのも近いように思えます。
真実を知った仲間たちがどう思いどんな行動を取るのか、三人目の復讐相手に誰が選ばれどんな布石を打つのか。
多大な犠牲を払ってでも進み続けるしかないオリバーに胸を打たれつつも、今後の展開がますます楽しみでなりません。
『七つの魔剣が支配する』のあらすじ
大英魔法国(イエルグランド)にある七年制の名門、キンバリー魔法学校。
新入生の主人公・オリバーは、入学式でトロールが暴走する事故をきっかけに数人の仲間ができました。
卒業できるのは生徒の八割と言われる厳しい環境の中、腰に日本刀を提げた東方のサムライ少女・ナナオ、生き物好きの優しい少女・カティたちと共に過酷な学園生活を過ごします。
地下迷宮、七つの魔剣、亜人種の人権問題、学園の教師らなど数々の脅威に立ち向かいながら、オリバーは密かに自分の持つ魔剣で母の仇・ダリウスを討つことを誓います。
表では普通の魔法学校生徒として、裏では王の顔を持つ復讐者として、オリバーの厳しく長い生活が始まるのでした。
まとめ
魔法と剣を組み合わせた『魔剣』で戦う少年少女たちの学園ファンタジーです。
本作品を「児童文学じゃないハリー・ポッター」と表すのは、作者の宇野先生。
魔法学校が舞台のため、確かに授業や教師などところどころ彷彿とさせるシーンも多く感じます。
かといって非日常すぎず、現実世界ベースの日常感がちょうどいい案配なのが「ななつま」の世界に没頭できる理由でしょう。
児童文学ではないポイントとして、明るいファンタジーと思いきや復讐のダークストーリーだったという中二魂くすぐる要素、西洋ファンタジーには珍しいサムライ姿のヒロインが活躍することなどが挙げられます。
濃厚な戦闘描写や、オリバーと個性豊かな周りの仲間たちがそれぞれ絆を深め成長していくのも見どころです。
2年連続でライトノベル系の人気第1位を獲った『七つの魔剣が支配する』、もうアニメ化も待ったなしではないでしょうか。
読み応えのあるラノベをお探しの方、ハリー・ポッターのような魔法系作品が好みの方、学園もの×ダークストーリーが読みたい方に特にぴったりな作品です。
ぜひ一度チェックしてみてくださいね。