hontoは電子書籍と紙の本の通販を取り扱うハイブリッド型総合書店です。
この記事では、hontoの特色や魅力的なサービス、hontoを利用する上での注意点などについて紹介していきたいと思います。
hontoの魅力
まずはhontoのお得な点や独自の魅力的なサービスについて紹介していきます。
hontoは安い!
hontoで書籍を安く買う方法を具体例をあげていきましょう。
太っ腹な初回登録クーポン

まず、会員登録するだけで30%OFFのクーポンが貰えます。
他のサービスでは1冊だけしか対象にならないこともありますが、hontoは上限5000円まで何冊でも割引価格で購入できます。
たとえばアニメ化されhonto内での売上げランキングも上位の「僕のヒーローアカデミア」を買った場合です。
既刊23巻をまとめ買いした価格は9594円となっていますが、会員登録時のクーポンを使えば約3000円引きの6716円で買えます。
hontoの他にいくつかの電子書籍サービスを利用していますが、私の知る限りここまで思い切った値引きをしているところはありません。
定期的に開催されるキャンペーン
また、特定の出版社やジャンルのキャンペーンを定期的に開催していて、かなりの頻度でクーポン配布やセールが実施されます。
直近ではスクウェア・エニックスの全商品が30%OFFとなるクーポンが配られました。
過去にはKADOKAWAの商品が最大50%OFFとなるセールが行われたこともあります。
クーポンの使用条件は様々で値引き総額の上限が高めに設定されているものも多いです。
メールでクーポン配信やセール開催の通知が来たらまとめ買いのチャンスです。
ポイントと実店舗との連携サービス
次にhontoのポイントサービスと提携する実店舗で使えるポイントカードを利用した独自サービスについて紹介します。
ただのポイントカードではないhontoカード
電子書籍・ネット通販・提携の実店舗(丸善・ジュンク堂・文教堂など)共通のポイントカードです。
提携の実店舗でカードを作ることができます。
そのカードの番号をサイトで登録して、hontoのアカウントとひもづければ連携完了です。
ネットで貯めたポイントを実店舗で使ったり、実店舗で貯めたポイントを電子書籍やネット通販で使用することもできます。
ポイントはhontoでの買い物で100円ごとに1ポイント、実店舗では200円ごとに1ポイントが付与され、1ポイント1円で利用できます。
普段から丸善やジュンク堂、文教堂を利用することが多い人はカードを作ってみてはいかがでしょうか?
このhontoカードの魅力はそれだけではありません。
次の項目ではネットと実店舗で連携するhontoならではのサービスを紹介します。
紙の本を買ったら電子書籍を半額で買える「読割50」
これはhontoのネット通販や提携の実店舗で対象となっている紙の本を買うと5年の間、同一の電子書籍が50%OFFで購入できるというものです。
紙の本を持っていれば電子書籍は要らないと思うかもしれませんが、意外と便利なサービスだったりします。
具体的な例を2つほど紹介したいと思います。
勉強していると紙の本と電子書籍両方欲しくなる
まずは資格の勉強などで使う参考書を例にとってみましょう。
机に向かってがっつり勉強するときは、目が疲れにくく直接書き込んだりできる紙の本を使いたいという人は多いのではないでしょうか?
一方、外出時の空いた時間に勉強する時は紙の本、特に参考書はかさばって邪魔になります。
電子書籍であれば普段持ち歩いているスマホやタブレットから閲覧できるので外出先ではこちらの方が便利です。
うっかり参考書を家や学校、オフィスに置き忘れる心配もありません。
試験勉強が大詰めとなり外出先でも勉強する機会が増えて、電子書籍版が必要になった時に安く購入できるのは嬉しいサービスです。
紙の本のアーカイブとしての電子書籍
次は紙の本を処分しなければならなくなった場合の例です。
引っ越しや部屋の模様替えの時などにもう要らないと思って捨てた本を、後になって読み返したくなって後悔した人も多いのではないでしょうか?
これは何度も読み返したくなるマンガ作品などで起きる現象です。
泣く泣く捨てたり、捨てる前に必死に自炊したり、何年後かに買い直した経験がある人も少なからずいると思います。
一つの解決方法は電子書籍で買ってしまうことでしょうが、やはり紙の本を買いたいと思う人もいます。
そういった人は念のためにhontoネット通販かhontoカードの提携店で紙の本を買っておくのも一つの手です。
「読割50」は有効期間が5年間と長期なので、しばらく紙の本を手元に置いて邪魔になったら処分してアーカイブとして半額の電子書籍版を買うということもできます。
注意点
ここまでhontoの魅力を紹介してきましたが、hontoにも弱点はあります。
無料サービスは基本的にサンプル
期間限定で無料配信されている商品も多数ありますが、基本的には1冊か冒頭の数冊のみが対象です。
定期的に配信されて待っていれば全話読めるというサービスではありません。
ダウンロードも可能ですが、読める期間も決まっているので、続きが気になる場合は全巻買うしかありません。
豪華な試し読み機能のようなものと思っておけばよいと思います。
ラインナップがやや貧弱
書籍全般を取り扱っていますが、その分、個々ののジャンルでの品揃えが薄いとの評判もあります。
これは相対的な話で、書籍全般ではAmazonに、マンガ作品ではeBookJapanに負ける部分は確かにあります。
ただし、私自身が品揃えの面で不便を感じたことがあるかといえば、そんなことはありません。
その理由は私のhontoをどのように利用しているかに関わってきますので、次の項目で詳しく紹介したいと思います。
hontoを選んだ理由・使い続ける理由
上で紹介した通り、hontoには他にはない珍しいサービスや割引率の高いお得なクーポン配布やセールの実施など様々な魅力があります。
最後に私個人がhonto選んだ理由や使い続けるであろう理由を書いてきたいと思います。
話題の本をまとめ買いするならhontoがお得
私が主にhontoを利用する時はマンガやライトノベルのまとめ買いをする時です。
話題になったアニメやドラマ、映画を見て原作を読みたくなった時は、まずhontoで割引の対象になっていないかを調べることにしています。
ラインナップは他のサービスよりも弱いとの評判もありますが、こういった買い方をしている限り不便は感じることはありません。
マニアックな本や極端に古い作品はわかりませんが、話題の本やメジャーな本に関してはしっかりと押さえているからです。
サービスの継続性も大事
安さやサービスも大事ですが、電子書籍を所有する上で最も気にすることはサービスが急に停止されないかどうかではないでしょうか?
特にhontoの場合は紙で買った本のアーカイブという位置づけで利用している人もいることでしょう。
せっかく買った本が読めなくなってしまったのでは元も子もありません。
hontoの場合はどうかというと、運営元は大手総合印刷会社の大日本印刷です。
いわずと知れた大企業であり、経営状態も安定しています。
突然サービスが終了して買った本が読めなくなるというリスクはかなり低いと思います。
まとめ
以上のように、hontoはクーポンやセールなどの割引販売と紙の本との連携に力を入れています。
クーポンやセールを上手く利用すればビックリするくらい安く買えることもあります。
まとめ買いをよくする人であれば登録しておいて損はないでしょう。